トップ > お知らせ > つべつ町のお知らせ > ヒグマに対する注意の徹底について
令和3年8月7日に町内において発生したヒグマによる人身事故について、当該事故の検証を経て、今般、北海道環境生活部自然環境課より人身事故発生状況が公表されました。
(北海道環境生活部自然環境課ホームページ)
当該事故の発生要因としては、ヒグマが「エゾシカ用くくりわな」に錯誤捕獲(捕獲する予定のない動物が誤って「わな」にかかること)により動けない状況となっていたところに、被害を受けた方々が気づかずに接近し、ヒグマがたまらず動いた弾みに「わな」が外れ、防衛的に攻撃したものであると報告され、防衛的行動であったため、今後当該ヒグマが人間を積極的に襲撃する可能性は低いと考察されています。
「エゾシカ用くくりわな」は「わな」設置に係る免許取得者が、エゾシカによる農作物への被害を抑制することを目的に設置するもので、基本的にはエゾシカ以外の野生動物が「わな」にかからないような構造となっています。
このようなことから、町は今回の事故は稀なケースであったと判断するものの、記録が残る昭和37年以降、初めて町内で発生したヒグマによる人身事故として、重く受け止め、事故の再発防止に努める方針です。
町民の皆様におかれましては、ヒグマとの遭遇に対して、日頃より一層ご注意頂き、事故が二度と起こらないよう、ご協力賜りたくよろしくお願いします。
《クマに出遭わないために…》
1. クマの出没情報に注意し、出没地域(クマ出没注意の看板など)には近づかない。
2. 必ず2人以上で行動し、1人で山に入らない。
3. 食べ残しや食べ物の容器を野外に置かない(クマを引き寄せる原因になります)。
4. 明け方や夕方はクマの活動が活発になる時間なので注意する。
5. クマの足跡やふんなどを見つけた場合はその先に進まず、引き返す。
6. 鈴や笛、ラジオなどを身につけ、音を出しながら行動する。
7. 野生動物捕獲用の「わな」には絶対近づかないこと
※「わな」周辺には、わな設置の警告標示がされています。
《クマに出遭ってしまったら…》
1. 後ずさりしながら静かに立ち去る。
2. 大声を上げたり、攻撃したり、背中を見せて走らない。
3. 子グマを見ても近づかない(近くに必ず親グマがいます)。
問い合わせ先 役場産業振興課林政係 ☎77-8386
産業振興課 林政係
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