森林セラピーのご案内

更新日:2023年03月24日

森林セラピーとは?

奥に小川が流れており手前に設置されたベンチに2人が腰掛け森林セラピーをしている様子の写真

癒し効果が科学的に検証された「森林浴効果」のことをいいます。
これまでも、森林浴が健康の増進やストレス解消につながることは、よく知られていましたが、その効果は科学的には証明されていませんでした。
森に一歩足を踏み入れた時に感じる、安らぎやリラックスした気持ち。森林セラピーは、森が持つ力、癒しの効果を科学的に解明し、森の環境を心と体の健康に活かしていこうという試みです。
ノンノの森で一歩進んだ森林浴である森林セラピーを体験して、その癒しの効果を実感してみませんか。

森林セラピー基地認定の経緯

森の中で3人の参加者が1人の案内人が指さしながらお話しを聞いている様子の写真

北海道内、特に道東方面には豊かで広大な自然環境が数多く残っています。
阿寒湖と屈斜路湖の中間に位置する、ここ津別町には、阿寒国立公園に隣接した豊かな森があります。
この豊かな自然環境は、都市部に暮らす人々にとってはもちろん、そこに暮らす人々にとっても、かけがえのない貴重な財産であり、津別町や北海道の誇るべき宝物です。
この豊かな自然財産を守るだけではなく、有効に活用し、地域の活性化・地域興しに繋げる為の取り組みのひとつとして、津別町では「ノンノの森」(町民の森自然公園の愛称)を「森林セラピー基地」として申請し、2011年4月に同基地として認定を受けました。

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森林セラピー基地の季節毎のようす

春のようす

土に芽吹いた白いミズバショウの写真

5月上旬の雪解けの頃、ミズバショウの花が咲き始めます。
6月中旬から7月中旬にかけては、くりん草の花が森をピンクに染めます。

手前に紫色の小さな花が咲いており奥に木で造られ整備された遊歩道の写真

森林セラピー基地「ノンノの森」(町民の森自然公園の愛称/以下同じ)では遊歩道が整備され、四季を通じて気軽に森の散策を楽しむことができます。6月には「くりん草フェスティバル」が行われ、楽しいイベントも開催されます。

夏のようす

両側に草が生えており石のタイルで造られた道が森の奥へと続くノンノの森の道の写真

緑輝く季節、森林セラピー基地「ノンノの森」の生きものたちが元気に躍動する時期です。

苔やキノコが生えた倒木に登って辺りを見まわしているエゾシマリスの写真

エゾスカシユリ、エゾノリュウキンカ、ミヤマエンレイソウ、エゾノシロバナシモツケなど色々な種類の草花や、エゾシカ、キタキツネ、シマリスや天然記念物のクマゲラなどの野生動物たちに出遭う事もできます。
夜にはホタルの飛翔や、満天の星空を観察する事ができます。

秋のようす

森の中で緑の木々の中に赤く紅葉した木の葉の写真

紅や黄に衣替えをした樹々が森林セラピー基地「ノンノの森」を華やかに演出します。

黄色く紅葉した木の写真

ザクザクと落葉を踏む音を楽しみながら森を散策できます。山ぶどうの実や、珍しいキノコなど、秋の恵を探してみましょう。
木々の葉が少なくなる晩秋から冬はバードウォッチングに最適な季節です。森で暮らす野鳥達を観察してみましょう。

この記事に関するお問い合わせ先

産業振興課
〒092-0292 北海道網走郡津別町字幸町41

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